メールマガジン「ベトナム株情報」　
VOL.119
2011.3.15

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CONTENTS

01. コーヒー先物取引所が開設予定
02. 週間☆アクセス数上位ランキング！
      （2011年3月7日～2011年3月13日）
       ベト株特集
03. 噂のうわさ話
   　MPC（ミンフー水産グループ）

04. サイゴン・街角風景
　　南部農家のおうち

01. コーヒー先物取引所が開設予定

中部高原地方ダクラク省バンメトート市にある同省工商局傘下の
バンメトート・コーヒー取引センター(BCEC)は、「第3回バンメトートコーヒーフェスティバル」の
開催に合わせて、11日にベトナム初のコーヒー先物取引所を開設する予定である。
9日付ダウトゥチュンコアン誌などが報じた。

BCECウェブサイトによると、コーヒー先物取引とは将来の一定の期日に現在に
取り決めた価格でコーヒーを売買することとされている。そのメリットととしては、
▽商品が定型化されていること、▽期日までにいつでも反対売買を行えること、
▽システム上の言語がベトナム語であること、▽BCECが仲介役を務め品質検査や
保管などのワン・ストップ・サービスが提供され安心して取引できること、▽取引のポジションが
すぐ分かることなどが挙げられる。

コーヒーの販売価格は豊作の時に低くなり不作の時に高くなる。先物契約によりコーヒー農家は
リスクを低減させることが出来るため安心して栽培に集中でき、一般投資家は投資の選択枝が
1つ増えることとなる。

BCECの他、サコムバンク[STB]のサコム商品取引所（STE）とチエウフォン商品取引所（TPE）の
2か所の商品取引所がある。STEとTPEは鉄鋼や砂糖、ゴム、カシューナッツなどの商品を
取り扱っている。ただ、先物取引に関する細則が、未整備で法令に不備があることや、
殆どのベトナム人投資家はまだ先物取引に馴染んでいないため、普及するには
一定の期間が必要となる。

国際市場と連動する本格的な商品取引所はまだ存在しないため、ベトナム産農産物の価格は
通常国際市場における価格より低い水準に設定されているのが現状である。
これを解決し、また投資家を商品取引所に誘致するために、商品取引をスムーズに行える体制を
早期に構築する必要がある。

02. 週間☆アクセス数上位ランキング！
（2011年3月7日～2011年3月13日）

このコーナーでは、前週のベトナム株情報（www.viet-kabu.com）の
アクセス数の多かった記事を紹介いたします。

1 位 ・ベト株特集・

中銀、リファイナンスレートを100bps利上げ
[2011/03/09 12:05 JST更新]
http://www.viet-kabu.com/news/vietselect/110309103444.html

3月8日未明にベトナム国家銀行(中央銀行)は、▽ディスカウントレート（公定歩合）、
▽再割引金利（リファイナンス・レート）、▽銀行間電子決済、相殺決済で不足分が
発生した場合に中央銀行がカバーする際に適用される翌日物金利を
それぞれ12.00％まで引き上げる通達（第379号/QD-NHNN）を公布し即日実施した。
8日付カフェエフが報じた。

今回の通達により、リファイナンスレートは100bps、ディスカウントレートは
500bps、銀行間電子決済、相殺決済で不足分が発生した場合に中央銀行が
カバーする際に適用される翌日物金利は100bps引き上がる。

同通達は第271号/QD-NHNN及び第2620号/QD-NHNNと差し替え。

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2 位 ・ベト株特集・

ラオス政府、ベトナム民間企業と鉄鉱石採掘契約を締結
[2011/03/11 17:13 JST更新]
http://www.viet-kabu.com/news/laos/110311050556.html

3月10日、ラオス政府はべトナム民間企業と鉄鉱石の採掘契約を締結した。
11日付ベトストックが報じた。

・採掘場所：Hua Phan省
・総投資額：400万ドル(約3億3100万円)
・年産能力：15万t
・採掘期間：2011年から10年間

3 位・ベト株特集・

サコムバンクカンボジア証券、3業務の認可を取得
[2011/03/08 18:50 JST更新]
http://www.viet-kabu.com/news/cambodia/110308055815.html

サコムバンクカンボジア証券(SBS-Cambodia)は2月28日、
カンボジア証券取引委員会(SECC)から有価証券等管理業務 (Securities Register)、
証券代行業務(Securities Transfer Agent)、証券決済業務(Paying Agent)の認可を取得した。
8日付カフェエフが報じた。

今回の認可により、サコムバンクカンボジア証券はIPO（新規株式公開）の
主幹事（有価証券等管理業務）、発行会社の代わりに株式配当を
支払う代理決済（証券決済業務）、上場会社ごとの株主名簿の作成（証券代行業務）が
可能になる。

03. 噂のうわさ話

※くれぐれもお取り扱いにご注意ください！！
現地投資家は何を考え、何に基づいて投資をするのか？いろいろと推察しながら、
しかし、あくまでも「噂として」お楽しみください。

※こちらの記事はグローバルリンクアドバイザーズ株式会社が、毎週有料会員向
けに配信しているメールマガジン「ベトナム株通信」の過去記事をご提供いただい
たものから「ベトナム株情報」が独自に選んだ、おもしろい噂を組み合わせて掲載
しています。

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ベトナム現地投資家のうわさ話・MPC（ミンフー水産グループ）の巻！
(2011年3月15日発行ベトナム株通信第1308号)
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■MPC（ミンフー水産グループ）■↑

情報筋によると、バリア・ブンタウ省にある300ヘクタールの新しいエビ養殖場を確保し、
2011年中に養殖を開始し、2012年以降売上計上すると聞いている。

04.サイゴン・街角風景

毎週、ベトナムのほのぼの写真をお届けいたします。
今週は「南部農家のおうち」です。

南部のとある農家のお宅を訪問しました。

手前の橋を渡ると家の敷地になります。
家の裏に畑が広がっていることが多く、
栽培しているものは、米やサトウキビが中心です。

多くの家で鶏が放し飼いにされていますが、
鴨やアヒルを放し飼いにしている家もあります。

ところで、橋の下は運河です。
昔は運河が交通手段だったんですね。

今はバイクで移動するので、
この運河が使われることは殆どないようです。
このお宅の前はきれいでしたが場所によっては
ごみがぷかぷか浮いていて、せっかくの景観が台無しです。

このお宅は本当に質素なお家でしたが、
庭に踏み石が敷かれ、木や花がよく手入れしてあり、
非常に気持ちのいい空間でした。

（photo by babatman）

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今回は、ここまでです。

最後まで、お読みいただきましてありがとうございます。
今後とも、「ベトナム株情報」をよろしくお願いいたします。

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